
シナモン&ナツメグの香りが食欲をそそる!"牛スネ肉のスパイス&トマト煮込"
牛肉を使った営養メニュー/気血を補うメニュー
煮込みに時間がかかるけど、食べるとその価値を感じる「牛スネ肉」。美味しさの秘密は発達した筋肉。香味野菜・スパイス・トマト・バターと煮込めば芳香な煮込みが爆誕。
“牛スネ肉のスパイス&トマト煮込”のつくり方
肉を焼いて、野菜・スパイスを炒めたら、トマト缶+バターを入れて煮込みます。
煮込み時間は60分(できれば90分)。一度冷ましてから食べると味が染みて美味しいです。お米、パン、パスタに相性抜群で食べ方のバリエーションが豊富です。
美味しさ&健康維持の根拠
出汁的な旨味:牛肉+椎茸の、動物性と植物性のコンボ。
味付の構成:5味のうち3味で「酸味(トマト)・甘味(玉ねぎ/レーズン)・塩味(塩)」です。
バターのコクも美味しさのポイントです。
食材の構成は、中国医学で全ての基となる「気」を補う食材の牛・椎茸に、体に営養を運ぶ「血」を補う食材の人参・レーズン(葡萄)を加えています。
牛肉は「気」を補うだけでなく、血を補い筋・骨を強くする効果もあると言います。
立法:益気養血健脾
参考:本造薬膳学院発行 食薬方剤学、国際中医薬膳管理士会発行 暮らしの薬膳手帖
ingredient 食 材

材料:8杯分
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牛脂
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牛スネ肉
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オリーブ油
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玉ねぎ
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人参
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レーズン
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ナツメグ
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シナモン
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コリアンダー
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干椎茸
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トマト缶
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水
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バター
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ローリエ
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塩
1個(代替オリーブ油)
400g
大さじ2
2個
1本
50g
小さじ1
小さじ1
小さじ1
10g(水で戻す)
1缶
1缶分
60g
1枚
大さじ1
01:材料の仕込み
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干椎茸を戻す。
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牛スネ肉を10g程度に切り分け常温に戻す。
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みじん切りにする。レーズンと椎茸以外は粗目でOK!
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玉ねぎ
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人参
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牛脂
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レーズン(細かめ)
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干椎茸(細かめ)
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02:焼いて炒める@中火
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鍋を火にかけ、牛脂・牛スネ肉を入れて両面2分づつ焼いて、焼き目をつけたら取り出す。
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鍋にオリーブ油・玉ねぎ・人参・レーズンを入れて茶色くなるまで炒める。3分蒸し焼きにしてから混ぜる、を2~3回やると早く進む。
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鍋にナツメグ・シナモン・コリアンダー・椎茸を入れて更に2~3分炒める。


03:煮込む@弱火
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鍋にトマト缶・トマト缶と同量の水・バター・ローリエ・塩を入れ蓋をして沸騰したら、弱火にして60分煮込む。10分おきに、鍋底からヘラなどでかき混ぜて焦げ付かないようにする。
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時間に余裕があったら、追加で30分煮込む。時間に余裕があれば一度冷まして、食べる前に加熱。
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味を確認し、塩で整えたら完成。


04:食べる
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ご飯・パン・マッシュポテトと一緒にしても、茹でたパスタと和えても美味しい。


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