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骨格診断・パーソナルカラー診断について
【まとめ:診断前に知っておきたい事前知識】

UPDATE : 2022/11/24

概略
解決できる悩み・期待できる効果
似合う洋服を選べる確率は、わずか8%!
骨格診断の成り立ち・診断結果とは?
パーソナルカラー診断の成り立ち・診断結果とは?
そもそも「似合う」とは?
診断方法

女性誌やYoutube、専門書籍で紹介されている「骨格診断・パーソナルカラー診断」ですが、正確な結果を得るためには資格を保有し実績あるスタイリストによる診断が有効です。
骨格診断・パーソナルカラー診断の資格は民間資格(民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格)になり、資格の種類も複数存在します。
当サイトでは、骨格診断・パーソナルカラー診断について、概略・効果や成り立ち、流派についての調査結果及び、​スタイリストを選ぶ際のポイントや、体験談について記載します。

概略

着る人の「骨格、髪・肌・瞳の色」をから、似合う洋服を知る手法です。
従来、洋服選びの主な基準はブランド・センス・金額・機能性(暖かい・体型をカバーする等)で、似合う服を選べるかは、センスに左右されていました。
このセンスを補完するのが骨格診断・パーソナルカラー診断です。
診断結果から得られる「似合う洋服の基準」を持つ事で、センスの良し悪しではなく「知識」で似合う服を選択する事が可能になります。

なお、骨格は3タイプ・パーソナルカラーは4グループなので、診断結果は12通りに分類されます。
※本記事は株式会社アイシービー(以降、ICBIと表記)の骨格3タイプ/パーソナルカラー4シーズンを参考に作成しています。

骨格診断の原理
骨格は3つのタイプに分類され、タイプ毎に似合う洋服の要素が異なります。
洋服の要素は「形・デザイン・素材感・サイズ感」の4つで構成されています。


パーソナルカラー診断の原理
色のグループは4つに分類され、「髪・肌・瞳の色」によって似合う色のグループが(調和する色)が事なります。

3 × 4 12

骨格

パーソナルカラー

タイプ

グループ

解決できる悩み・期待できる効果

自分にとって「似合う洋服の基準」を持つ事で、悩みを解決し・視覚的な効果が得られるだけでなく、心理的な効果も期待できます。
 

解決できる「悩み」

  • 似合う洋服が分からず、何を買えばいいか分からない

  • 今まで好きで買っていた服が、年齢とともに似合わなくなった・違和感を感じるようになった

似合う服の「視覚的」効果

  • 垢抜けた印象になれる

  • 着痩せして見える

  • スタイルアップして見える

  • 本来の魅力が引き出される

※ICBIホームページ「骨格診断のメリット」から抜粋

似合う服を「着る事」の心理的効果

  • 周囲からの好印象を得る事ができる

  • 自信を持って気分良くいられる

  • 上記によりポジティブな心理状況が期待できる

チューリップ

似合う洋服を選べる確率は、わずか8%!

​骨格タイプ×パーソナルカラーグループで12通りに分類される事から、似合う洋服を選択できる可能性を単純計算すると約8%になります。
逆に、苦手な服を選んでしまう可能性は約92%なので金額換算や洋服の数で考えると、かなりのインパクトがあると考えられます。

8per.jpg

骨格診断の成り立ち・診断結果とは?

ICBIの代表を務める二神弓子氏が、骨格診断研究家の柘植氏から 「骨格構造によるファッションコーディネート理論」の原型を引き継ぎ、「骨格診断メソッド」を確立しました。年齢によって診断結果が変わることはなく、女性だけでなく男性にも適用できます。
診断結果は
、重心バランス・体のラインの特徴を元に、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプに分類されます。
骨格タイプの特徴を活かした
ファッションスタイルをする事で、垢ぬけた印象になるなどの効果を得られます。

3types.jpg

パーソナルカラー診断の成り立ち・診断結果とは?

1920年代の色彩の芸術理論が元になっています。アメリカのデザイナーであったロバート・ドアは「自然界の色はすべてブルーベース(ブルベ)とイエローベース(イエベ)に分けられ、同じグループの色は調和する」と提唱し、スイスのヨハネス・イッテンは「自然界の四季の中にすべての色彩の源があり、調和する」という理論が出され、この2点がパーソナルカラーのルーツです。
4つのグループで構成され
季節の名称で表現されます。​スプリング、オータムが、イエベ。サマー、ウィンターが、ブルべになります。
なお、イエベだから青が似合わないという事でなく似合うトーンの青があります。ブルベも同様に似合うトーンの黄があります。骨格診断同様、年齢によって変わることはありません。
以下は、各グループをピンクで表現したものです。

※参考 wikipedia「パーソナルカラー」/ICBIのパーソナルカラー4シーズン。

スプリングなピンク

Spring

サマーなピンク

Summer

オータムなピンク

Autum

ウィンターなピンク

Winter

そもそも「似合う」とは?

国語辞典には「つり合う」と記載されています。つまり一方が他方(着る人・洋服)にとって丁度良く・バランスが取れている状態を指します。
尚、「お洒落」を国語辞典で調べると「服装や化粧に気を使って着飾る事」と記載されています。
服装に気を遣う』という事が『似合う服を着る』という行動に繋がるため、『似合う服を着る』=『お洒落をする』と同意語と解釈できます。
※出展:国語辞典 第十版 / 小学館

診断方法

自己診断とスタイリストによる診断の2つがあります。
自己診断は、WEBや雑誌、書籍で自己診断をするためのコンテンツが公開されています。
スタイリストとは、骨格診断・パーソナルカラー診断の協会が提供するカリキュラムで学び、資格を取得した人になります。
骨格診断は目視及び触診により診断します。
パーソナルカラー診断は胸元に診断用のドレープを当てて行います。診断の基準となる光は昼間の太陽光(5,500~7,500ケルビン)です。

血圧や体重とは違い「平均値・基準値」がありませんので、正しい診断結果を得るためには、正しく判別できる能力(経験・知識)が必要になります。

流派について

複数の協会が存在し、複数の民間企業がスタイリスト養成カリキュラムを提供しています。民間企業では複雑なので協会をベースにまとめました。それぞれの協会で骨格の分類数に差がある事から流派がある事が分かります。

​スタイリストの選定ポイント

診断後に、似合う服を選べるようになる事がゴールです。
選定にあたり「ここは外せない!」と思われるポイントを3つ解説します。
このポイントで調査・比較しているうちに、サービスレベルに対する金額の相場観も知る事が出来るはずです。

其の1.正確な診断をしてくれる事
スタイリストのホームページなどで、資格の有無・流派と活動実績を確認しましょう。協会・出版社といった横の繋がりも確認ポイントの1つです。

其の2.こちらの状況や要望を理解してくれる
ファッションスタイルに関する相談に関して、こちらの状況や要望を理解してくれて、理論やコーディネートを理解しやすいように説明してくれるのが必須条件です。ホームページでプロフィール。SNS(Instagram・Youtube)があればチェックしましょう。

其の3.資料の有無・診断後のサポート
診断を受けた直後は理解していても、時間が経つと記憶が薄くなります。
後で思い出せるように診断に資料がある事。診断後のフォローや、ショッピングのサポートがある事が望ましいでしょう。

壁に向かってポーズ

診断体験記

お洒落になるには、恵まれたセンスと容姿が必要と思っていましたが、似合う服の要素を抑えれば良いと知った事は、大きな気づきでした。

気に入って買ったけど違和感があって着ない服も、原因が分かりスッキリしました。好きな服と似合う服に違いがあると気づけたのも発見です。

選択基準ができたので検討・試着の優先順位ができ、店員さんのお勧めを試着し続ける事がなくなりました。

診断対象のスペック

  • 男性、43歳、身長174cm、体重72kg、体脂肪18%

  • 洋服に使う金額 年間5~10万円(普段着3~6万円/仕事着2~4万円)

  • 好きなブランドはアウトドア系「山と道」「2-tacs」「HOUDINI」


診断結果

  • 骨格タイプ/ストレート

  • パーソナルカラー/オータム(イエローベース)

購入基準の変化

この記事を書いている人

理想の暮らしラボ合同会社/代表社員 山田正芳(やまだまさよし)
WEB/DTP制作の現場でキャリアをスタート。約11年間、TV通販企業で新規事業・社内の業務改善を担当後、2022年9月に理想の暮らしラボを開業。
自社サービスで、骨格診断・パーソナルカラー診断を取り扱うにあたり、調査した結果を基に本記事を作成。趣味は、お酒を飲むこと。

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流派について
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