
豚ひき肉とひよこ豆のキーマカレー【調理時間40分】
豚肉を使った営養メニュー/血・津液を補うメニュー
キーマカレーは、スパイスとトマトが効いた「そぼろ」だと思うのです。
そぼろと言えば、卵・ほうれん草を加えた3色丼ですが、偶然にもこの3つは同じような効果を持つチームメイトなのです!
今回のキーマカレーにもチームメイトを揃えてみました。
健康維持の根拠
中国医学で体液の総称「津液」を補う豚肉とバターに、体に営養を運ぶ「血」を補う食材の人参・レーズン(葡萄)・カシューナッツ・ひよこ豆を加えています。
付け合わせの、ゆで卵・ほうれん草にも、同様の効果があります。
トマトには、体の熱を冷ます効果があり、津液・血を補うには、滋陰類・補血類と一緒にとるのがセオリーです。
カレー粉に含まれるターメリックは、血の巡りを良くする効果があるといわれています。
豚肉・バター・卵=津液(潤い)補う滋陰類
人参・レーズン・カシューナッツ・ほうれん草=血を補う補血類
トマト=体の熱を冷ます清熱類
立法:滋陰潤燥養血
参考:本造薬膳学院発行 食薬方剤学、国際中医薬膳管理士会発行 暮らしの薬膳手帖
“豚ひき肉とひよこ豆のキーマカレー”のつくり方
玉ねぎ、人参を炒めてカレー粉と和える。
豚肉を焼いたら、全て の材料を混ぜて汁気を詰める。

材料:6人分
-
豚ひき肉
-
玉ねぎ
-
人参
-
レーズン
-
カシューナッツ
-
カレー粉(S&B)
-
ひよこ豆
-
オリーブオイル
-
水
-
トマト缶
-
ローレル
-
バター
-
塩
400g
2個
半分
30g
40g
大さじ1
100g
大さじ2
150ml
1缶
1枚
30g
8g
仕込み
-
カシューナッツをフードプロセッサーにかける。(もしくは麺棒などで砕く)
-
レーズンを同量の水と一緒にフードプロセッサーにかける。(もしくはみじん切り)
-
玉ねぎ、人参をみじん切りにする。
-
豚ひき肉を常温に戻す。
野菜でカレーの基を作る
-
鍋にオリーブオイルと玉ねぎ、にんじんを入れて軽く塩(分量外)を振り、ヘラなどでかき混ぜたたら蓋をして蒸し焼きにする。蒸し焼きは合計で9分程度。3分おきに蓋をとり、ヘラなどでかき混る。焦げ付きそうな場合は、水を適量加える。
-
カレー粉を入れて炒める。小さじを使うと缶から出しやすい。(大さじ1=小さじ3)


肉を焼いたら具材を全て入 れて煮込む
-
鍋の奥に野菜を移動させ、空いているスペースで豚肉を焼く。豚肉に火があたるように鍋を調節。焦げ付きそうであれば油を足す。しっかり焼いたらヘラなどで裏返し、両面に火が通ったらヘラなどを使ってほぐし、中まで火を通す。
-
豚肉に火が入ったら、残りの材料を全て入れて混ぜ合わせ、15分程度煮詰める。煮詰めるときは焦げ付かないように鍋底からまぜる。
-
最後に塩で味を調える。


食べる
-
盛り付けて食べる。


-
danchuの読者アンケートで選ばれた人気レシピ57品。
-
2014年発行、古い名著。
-
レシピを作るアイディアの基としても活躍。
-
おかずとおつまみ69品。
-
技あり!シリーズの豚肉料理版。
-
レシピを作るアイディアの基としても活躍。
-
新橋にあった京料理店「京味」亭主が教える家庭でも作れる和食レシピ。
-
和食のシンプルさを感じられる名著。
-
全80品かつ、広範囲をカバー。(和え物、煮物、焼き物、揚げ物、鍋物、汁物、ご飯物、甘味)。
-
味付けの基本を学ぶならコレ。
-
醤油、みりん、酒などの比率が分かり汎用的な技術を学べる。
-
煮物、汁物、丼物、焼物、酢物まで広範囲をカバー。
-
世界の料理を食べ歩いた男が、レシピ構造を解析する。
-
料理に関する気付きをくれる、外食・レシピ作りが楽しくなる一冊。
料理の科学 1: 素朴な疑問に答えます@ロバート・L. ウォルク氏
-
ひと手間かける価値と意味を教えてくれる。
-
料理が家庭科から科学に変わる瞬間を感じられる。
