フォカッチャ
- やまだまさよし。
- 5月2日
- 読了時間: 2分
渇きを潤す豚肉&熱を冷ますハーブで香り良し。 隠し味の醤油・レモン果汁もいい感じ。

材料:6個@70g程度
食材 | |||
豚挽肉 | 400g | ||
レモン果汁 | 小さじ1 | ||
作り方
肉ダネを寝かせるのはマスト。 茹でるのは省いてもよいが、豚は生だとお腹壊すので、しっかり焼くこと。
ポリ袋に、オリーブオイル以外の食材を全て入れ、揉んで混ぜたら、冷蔵庫で一晩寝かせる。
豚挽肉
レモン果汁
ナツメグ
パン粉
セージ
しょうゆ
塩
ポリ袋から肉ダネを取り出し6等分にしたら、空気を抜いてソーセージっぽい形にする。
肉ダネをサランラップに巻いてから、アルミホイルで巻き、70度のお湯で20分茹でる。
フライパンを中火にかけ、オリーブオイルを入れたら肉ダネを並べ、焼き目を付ける。
開発後記
潤いを補う補陰類×熱を冷ます清熱類コラボ。
セージとナツメグを利かせているので、ちょっと大人な味なのだが中2の倅に好評。
アトピー体質だからかも。
薬膳のアトピー対策を見ると清熱類が良いとされているし、一般的な治療には保湿が重要とされているので、彼の体が求めているのかもしれない。
肉ダネを作って焼くだけなので手間は少ない。 付け合わせに、ほうれん草・人参ナムルなどの作り置きを添えれば、後は米と味噌汁あれば自分を褒めてあげたい気分になる。
豚肉を美味しく食べるために解決すべきは、まず香り。
加熱した時に出る、かったるい臭みは食欲を削ぐので、しっかり処理したい。
豚肉の臭みをとる主流は酒で飛ばす・生姜やネギで香味付けだけど、今回使うのはハーブ。
セージ、タイム、ナツメグを使う。
口に入れる前からいい香り。口に入れると広がる爽やかな風味が良い。
続いて食感。肉汁ができってしまうとパサつくので、ハンバーグのようにパン粉を加える。
焼売ではゼラチンを入れてジューシーさを出すが、ゼラチンは蒸料理に向いているけど、焼きには向いておらず、肉汁がベッタリとした焦げになって食感が良くないし、味が良くなる訳でもなかった。
塩分は少し強めで1%ぐらい。
焼き上げる際に、バターと醤油を加えてるのも美味しかった。
肉ダネをそのまま焼いても美味しいけど、焼く前に茹でるのも美味しい。